アマゾンベストセラーをチェックしていると、定期的に上位に顔を出している中学生向けの参考書には、
■くもんの中学英文法(くもん出版)
■くわしい英文法(文英堂)
そして僕の書いた
■トコトンていねいな英文法レッスン(ナツメ社)
があります。
中学受験生や大学受験生を対象にした参考書は、おもしろそうなものが次々に出版されるのですが、高校受験生を対象にしたものは、本当につまらないものばかり。残念な情ことに、僕が中学生の頃に使っていた白黒のものが、カラーになっている程度の変化
しかないのです。これでは、子供たちの学力など伸びるはずなどありません。
なぜ?
中学生を対象にしたものが1番売れないからだそうです。書店の売り場面積も、「中学生コーナー」は悲しくなる程狭められていることに気づかれていますか?
僕の書いた参考書、本当は中学生や高校生に、もっと読んでほしいんですよね。でも、僕の本がある場所は、ほとんどが
「語学書コーナー」
ここに中学生や高校生が来る可能性は極めて低いのです。しかも、今やどこの書店でも本棚に背表紙を見せて並んでいる状態ですから、偶然にもそこまで辿り着いた中高生が
僕の本に出会える可能性は限りなくゼロに近いものになります。
「トコトン~」のサンプルページは コチラ です。
(表紙はシンプルですが、中は楽しいイラストがいっぱいです)
2016年の12月に、「トコトンていねいな英文法レッスン」の改訂版を出版しました。
今度の「トコトン」は、中学生はもちろん、小学生にも読んでもらえることを意識して
① 小学校で習わない漢字や難しい漢字にはルビをつけました。
② 新たに接続詞の章を加え、その他の章も増補改訂しました。
③ 本文をオールカラーにして、視覚的にもわかりやすくなるようにしました。
④ CDを2枚にし、基本文を「日本語訳→英文」にしました。
⑤ 基本文をさらに厳選し、テストによく出るものにしました。
⑥ 別冊で問題集を加えました。