現在形のbe動詞には、am・are・isの3つのものがあり、「です」という意味を表しましたが、過去形のbe動詞にはwasとwereの2つのものがあり、「でした」という意味を表します。
wasとwereの使い分けは、主語が1人や1つの場合にはwasを使い、主語が2人や2つ以上の場合にはwereを使います。
<注> Youには「あなたは」という意味以外に「あなたたちは」という意味もあるので、2人以上を表す主語の仲間に入れます。
※amやisの過去形がwasで、areの過去形がwereになると覚えてもOKです。
(例文)
I am a student. → I was a student.(私は学生でした。)
He is a student. → He was a student.(彼は学生でした。)
You are students. → You were students.(あなたたちは学生でした。)
was・wereがある文の疑問文
現在形のbe動詞の場合と同じように、主語とwas、主語とwereの語順をWas 主語、Were 主語のようにヒックリ返して作ります。
(例文)
① Was he a student?(彼は学生でしたか。)
② Were you students?(あなたたちは学生でしたか。)
これらの疑問文に対するYesとNoの答え方は、それぞれ
①
Yes, he was.(はい、学生でした。)
No, he was not.(いいえ、学生ではありませんでした。)
②
Yes, we were.(はい、学生でした。)
No, we were not.(いいえ、学生ではありませんでした。)
となります。
※was notはwasn't、were notはweren'tとしてもOK
was・wereがある文の否定文
現在形のbe動詞の場合と同じように、wasかwereの後ろにnotを書いて作ります。
(例文)
I was not a student.(私は学生ではありませんでした。)
He was not a student. (彼は学生ではありませんでした。)
You were not students. (あなたたちは学生ではありませんでした。)
※was notはwasn't、were notはweren'tとしてもOK