ひだかたかのり(日高崇典)のブログ

できないのではない、出会えていないだけです

関係代名詞の限定用法と継続用法

■関係代名詞の継続用法

関係代名詞の前に ,(コンマ)を書いて、「, who」などのように使うことがあります。この使い方を関係代名詞の継続(けいぞく)用法といいます。継続用法は、関係代名詞のすぐ前の名詞(先行詞)の説明をつけ加えたいときに使います。

I have a brother who lives in Kyoto.(私には京都に住んでいる兄がいます。)

I have a brother, who lives in Kyoto.(私には兄がいます。そして、彼は京都に住んでいます。)
※継続用法の関係代名詞があるときは、「関係代名詞」を「and+代名詞」や「but+代名詞」などにかえて訳します。
※コンマを書かない使い方は、関係代名詞の限定(げんてい)用法といいます。
※関係代名詞のthatには、継続用法はありません。

■注意すべき継続用法のwhich

継続用法のwhichは、名詞を先行詞にするだけでなく、すぐ前の文全体を先行詞にする場合があります。

(先行詞は、a dogという名詞)
This is a dog which I have.(これは私が飼っているイヌです。)

(先行詞は、I had a dogという文)
I said I had a dog , which was a lie.(私はイヌを飼っていると言いました。しかし、それはうそでした。)