助動詞can
「(~することが)できる」という内容を表す文を作りたいときには、動詞の前にcanという単語を書いて「can 動詞」とします。
動詞だけを使う場合は、主語によって動詞をそのまま使う場合と動詞にsをつける場合とを使い分けましたが、「can 動詞」を使う場合は、主語による使い分けはしないので、主語が何であっても同じ形になります。
(例文)
I can play tennis.(私はテニスをすることができます。)
He can play tennis.(彼はテニスをすることができます。)
覚えておこう!
Heが主語の場合、動詞だけならplaysとなりますが、canといっしょに使う場合には、playにsをつけません。canがplaysからsを取ってしまうんです。
canがある文の疑問文
主語とcanの語順をヒックリ返して
Can 主語 動詞 ~?
となります。
(例文)
Can he play tennis?(彼はテニスをすることができますか。)
YesとNoの答えは
Yes, he can.(はい、できます。)No, he can not.(いいえ、できません。)
※can notは、can'tやcanとnotを連続して書いてcannotにしてもOKです。
となります。
canがある文の否定文
canの後ろにnotを書いて
主語 can not 動詞 ~.
となります。
(例文)
He can not play tennis.(彼はテニスをすることができません。)
※can notは、can'tやcannotにしてもOKです。
覚えておこう!
canは、「(~し)てもよい」という意味で使われることがあります。また、Can you ~?という形で使われると、「あなたは~することができますか。」以外に、「~してくれますか。」という内容を表すことができます。
(例文)
Can I swim here?(ここで泳いでもいいですか。)
※Can I ~? は、「~してもいいですか。」という内容を表します。
Can you write your name?(名前を書いてくれますか。)
※「~してくれませんか。」と訳してもOK